スタイルシート

HTMLを使ってマークアップされた文書はいわば「構造化ドキュメン卜」と言っても差し支えないだろう。反対に簡易エディタなどで作られたブレーンテキストは、「非構造化ドキュメント」である。文書が構造化されることで機械処理ができるようになり、見出しだけを集めてインデックスを自動作成したり、記事をまとめたり、リストを作成など利用の幅が広がるのである。インターネットから情報を探すには、検索システムを利用すればよいが、すべての文書が構造化されていなければ、思い通りの結果が得られなくなる可能性がある。マークアップというのは、簡単に言えばコンピュータプログラムが文書の意味を理解できるようにするためにタグをつけていく作業のことを言う。パソコンだけにとどまらずモバイルなどの様々な環境で等しく情報を入手できるというメリッ卜が存在する。 ただし、構造化された機械向けの文書は、人から見たら非常に読みにくい。 Word などで作成した文書のように見やすさ、読みやすさを意識して、字体を変えたり、文字の大きさを調整するなど、デザインを考えていく必要があるだろう。 Webブラウザの特徴のひとつとして、 HTMLページを読み込む際、それぞれの要素にスタイルを適用して表示する。たとえば、目立たせたい文書にしたいのであれば、HTMLで最も重要な見出し (h1要素)をブラウザで表示すると、大きく太い文字が表示され、上下に余白部分がつくられる。 このように、要素を通してスタイルが適用される技術を CSS(Cascading Style Sheets: カスケーティング・スタイルシート )と呼ばれているのである。 Webブラウザには、すでにスタイルシートが用意されているので、 HTMLページを読み込むと指定されているスタイルを適用して画面上に表示することができる。このようにブラウザが用意しているスタイルシートのことを「デフォル 卜・スタイルシート」と言う。スタイルシートは、後から指定したスタイル で利用ができるようになっているため、新たにスタイルを指定すればデザインを変更することが可能です。