準備体操をせずにプールに飛び込むのが危険なのと同じで、いきなりHTMLを書き始めると、今どこを作っているのかわからなくなってしまいます。
ですから、準備運動としてHTMLの基本テンプレートと、代表的なHTMLタグの使い方を理解する必要があります。
パソコンのosやブラウザにバージョンがあるように、プログラム言語にもバージョンがあります。
HTMLの最新バージョンは「HTML5」(2016年9月時点)です。
HTML5は、ひとつ前のパージョン「HTML4」と比べると構文の使い分けが明確になったため、適切な構文を使えばいろんなメリットが生まれることが期待できます。
以下が、HTML5の基本テンプレートです。
<!DOCTYPE html>
<html lang=”ja”>
<head>
<meta charset=”utf-8″>
<title> ページのタイトル </title>
</head>
<body>
<div id=”wrapper”>
<header>
</header>
<nav>
</nav>
<section>
</section>
<footer>
</footer>
</div>
</body>
</html>
いきなり意味のわからない記号が登場したので「やっぱり難しそう…」と感じられた方もいるかと思いますが、安心してください。
この基本テンプレートを暗記する必要はありません。
それよりも、「なぜテンプレートはこのような形をしているのか?」という“理由”を理解することが重要です。